【本の紹介】世界一暮らしやすい世界一生きにくい国の人たちへ 海外から見える日本の未来と、みんなが向き合うべき現実

本

audibleで「世界一暮らしやすい世界一生きにくい国の人たちへ 海外から見える日本の未来と、みんなが向き合うべき現実/アポロ著」を聴きました。

この本は海外に暮らす著者が外からの視点で日本の光と影を描き、私たちが当たり前としている価値観を問い直すきっかけになる本です。

内容をまとめると以下の通りです。

日本の「素晴らしさ」(光)
・世界トップレベルの治安の良さ、街の清潔さ、交通機関の正確さや利便性がある
・食べ物がおいしく、おもてなしの心や周囲への細やかな気配りが根付いている

日本の「生きづらさ」(影)
・「空気を読みすぎる」文化や強い同調圧力がある
・失敗が許されにくく、個人よりも集団や組織の論理を優先しやすい
・日常の中に閉塞感や息苦しさを感じている人が多い

海外から見える日本の未来と現実
・このまま変わらないでいると、社会の硬直化や人口減少が進む中でさらなる衰退や孤立を招く危険がある
・「集団への同調」から抜け出し、個人の幸せや多様な生き方を肯定する価値観への転換が必要である

私が興味深いと思った視点は、日本は人口減少によって働き手として移民を受け入れる決断が必要になってくる時期になってきているようですが、

今の日本は低賃金労働者を受け入れて働き手を増やそうという方針で、低賃金で働いてくれる人というのはなかなか知識や専門性、人間性などのレベルが担保されないので、

これからそういう人の割合が増えて、日本の安全性や暮らしやすさが脅かされるのではないかということです。

他国は専門的な高い能力を持った人を受け入れ、その人たちが家族を作り、レベルの高い人口増加に繋げていっている中で、

「日本に来るメリットがあまりない」という国になってしまっているというのがなんだか切なかったです。

日本の良さや弱点をしっかり理解して、自分がどう生きていくかも真剣に考えていこうと思います。

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