audibleで「ニーチェ道をひらく言葉/ニーチェ著・野田恭子翻訳」を聴きました。
この本はドイツの哲学者ニーチェの言葉を集め、現代を強く生きるための教えとして228の短い格言がまとめられた一冊です。
全体を大きく7つに分けると以下の通りです。
- 自分を高める
他人に流されず、自分自身の軸を持ち、絶えず向上心を持つことの重要性を説く - 強く生きる
苦しみや逆境を避けるのではなく、それすらも人生のエネルギーや糧として受け入れる強さを教える - 人間を知る
人間の心理や弱さ、嫉妬やプライドといった感情を冷静に見つめ、人間関係の本質を暴く - 世界は広がる
既存の価値観や常識にとらわれず、広い視野で物事を解釈し直す(遠近法主義)ことの大切さを伝る - 知を疑う
「常識」「世間の当たり前」をうのみにせず、自分で疑い、自分で考えることの必要性を訴える - 愛すること
依存や執着ではない、自立した人間同士の健全な結びつきや愛情のあり方に触れる - 心をやすめる
過剰に思い悩む心を解きほぐし、自分の機嫌をとりながら軽やかに生きるヒントを与える
そしてこの本が伝えたいことのポイントは以下の通りです。
善悪や幸福の基準に縛られない
人生の価値は「苦しいか楽しいか」「世間から見て善か悪か」といった単純な物差しで決まるものではない。
「超人」を目指す(自分を超える)
他人と比べるのではなく、昨日の自分を超えていく「自己超克(じこちょうこく)」を促す。
自分の人生を自分で肯定する
起きてしまった過去や苦難も含めて「これが自分の人生だ」と力強く肯定する姿勢(運命愛)を育む言葉が詰まっている
いろんな哲学に触れると、自分が持っている視点を確認できたり、自分が持っていない視点を持てるようになったりするので、どんな話がでてくるのかいつもワクワクして聴いています。
どの言葉も違い場面やちょっと違う言葉で聴いたことあるものが多かったですが、その時々の自分で感じ方も違うと思うので、いろんな本を聴くことは自分の心の定期検診みたいで面白いです。
今の自分は「超人を目指す(自分を超える)」という話が響きます。
これまでの自分を肯定し、他の人ではなく昨日の自分よりも今日の自分が成長できたか、これをしっかり考えていきたいと思います。

