皆さんは自分の時給を考えたことはありますか?
アルバイトなどで時給でお給料をもらっている人は時給で考える習慣がついていると思いますが、
月給で支払われるサラリーマンなどは、あまり時給について考えることがないかもしれません。
雇われている人は、実際に自分の時給がいくらなのか、知っておくといいですよ!
なぜかって?
それは、①自分が買おうとしているものが、それだけの自分の労働時間に見合っているか、
また、②自分がしようとしていることが、それだけの価値を生み出せるものかを
判断するための基準になるからです!
どういうことか、具体的に説明します。
①自分が買おうとしているものが、それだけの自分の労働時間に見合っているかというのは、
自分が欲しいものがあったら、それは自分が働いて稼いだお金で買うことになりますよね?
自分の時給が1,000円の人は、1万円のものを買うためには10時間働く必要があります。
それだけの労働時間という対価を払ってもそれを手に入れたいかどうか、考えてみてください。
そのお金を生み出すために使った時間と引き換えにしても惜しくないほどそのものがほしいか、
その経験をしたいかということを考えることができます。
借金はその逆で、先に労働時間を約束することでお金を手にしてものを買います。
だから、借金をすると自由がなくなるのです。働くしかないという状況になります。
実際はお金を払ってものを買っていますが、実は自分の労働時間でものを買っているので、
自分の時給を知っておくと、そのモノの価値がどれくらいかを自分の感覚で把握しやすくなります。
②自分がしようとしていることが、それだけの価値を生み出せるものかというのは、
自分の時給を考えずに何でも自分でやろうとすると、すっごく損している時があるということです。
自分が時給1,000円だとして、自宅から徒歩2分のスーパーで買物をしている時に、
30分離れている隣のスーパーでは特売で卵が100円安くなっていると聞き、それを買いに行ったとします。
すると、往復で1時間かかって100円安い卵をゲット。
これって、一見得したように見えて、めっちゃ損してると思いませんか?
自分の1時間には1,000円の価値があるのに、100円安い卵をゲットするためにその1,000円を使う。
ほら!!めっちゃ損してるやーん!!!マイナス900円やーん!!
買い物の時間はサラリーマンはプライベートだから時給は関係ないと思ったそこのあなた!
勤務時間外でも、副業などで自分の時間を使って別でお金を生み出すこともできます!!
そうなると会社の勤務時間での時給は当てはまりませんが、自分の時間であることは変わりないので、
お金が得られる機会をそのためには使わず、他のことに使っていることになります。
往復徒歩4分のところで100円高い卵を買っても、その他の56分を使ってメルカリとかで出品したものが500円で売れたとしたら?
ほら!!めっちゃ得してるやーん!!!プラス400円やーん!!
そんな感じで時短家電や家事代行なども、自分の時間給と比べてコスパがどうかを判断することができます。
自分でやったらタダで済むからお得でラッキーという思考は、
自分という大切な資本、大切な労働力をタダ同然に考えているということになります。
んなわけありません!もっと大事に考えてー!!!
DIYとかは趣味の場合もあるのでいいのですが、皿洗いは食洗機、洗濯はドラム式洗濯乾燥機など、
時短家電を活用すると、数年で元が取れる人もいるでしょう!
どんどん活用して、最適快適LIFEを実現しちゃいましょう!!!
サラリーマンの人の時給は、給料÷勤務時間で計算できます。
ぜひ計算して、物事を判断するものさしを持っておきましょう!