Audibleで「学びを最大化するTTPS(徹底的にパクって進化させる)マネジメント/中尾隆一郎・鈴木利和・肱岡優美子著」を聴きました。
TTPSというのは「徹底的にパクって進化させる」の略で、現代っぽい言葉を使ったタイトルが面白い!と興味をひかれ、聴いてみることにしました。
徹底的にやることやハイパフォーマーとの差を比較することなど、TTPSの実践についての知識や実践のコツを知ることができました。
自分たちの目指すゴールに必要なことを徹底的にパクって、自分たちの中に落とし込めるようにして取り込んでいくことで、
成長の速度は増し、成果につながるんですね。
この本の中で私が興味を持ったのは「自律自転」という言葉です。
この言葉は自ら考え、自ら行動する人や組織のことを指すようですが、TTPSに取り組むことで最終的にこの「自律自転」ができる組織を育てることができるということでした。
自律自転する組織というのは、学習し続ける組織ということです。
つまり、成長し続ける組織ということです。
組織に所属すると、いい意味でも悪い意味でも集団で行動することになります。
その時に指示を受けてその通りにしか動けない組織だと、指示を出す人のセンスがなかったり(上に立つべき人ではない人が上司になったり)、指示が出せる人がいなくなったりすると、
すぐにだめになってしまいます。
そうではなく、常に全員が自分の頭で考え、組織にとって必要な行動を取れるような状態であれば、
その組織は成長し続けられるということです。
TTPSというのは、物事を自分事として考えるきっかけにする一つの手段だと思いました。
また、この本の中では「G-POP」という言葉も出てきます。
G…Goal ゴール・目的
P…Pre 準備
O…On 実行・改善
P…Post 振り返り
このG-POPというのは、ハイパフォーマーが成果を出すためにやっているプロセスということでしたが、
「あれ?これどっかで見たことある…あ!!!PDCAだ!!」
と、私と同じことを思った人はいませんか?笑
G-POPとPDCAの違いは、G-POPが「常にゴールを意識する」ことにあることだそうです。
目的を持つことで、その他のことが明確になるということで、Planが最初に来ているPDCAとは違うということでした。
いろんな考え方がありますねー。やっぱり知ることは面白い!
この本を通じて新しい言葉に出会えたことも嬉しかったです。
なるべく早く自分の目標達成をするために、私も自律自転の習得を心がけ、いろんな人や企業からパクれるものをパクっちゃおう!!
そして、自分流にどんどん変化させて深めて成長しちゃおう!!
と、そう思いました。