Audibleで「「丁寧」なのに仕事が速い人の習慣 感謝され、利益も2倍になるビジネスの絶対法則/池田輝男 著」を聴きました。
この本は、ピアノの引越し業者である池田ピアノ運送さんの企業理念や普段の仕事で徹底されていることを中心に、仕事のノウハウが詰まっていました。
丁寧なのに速いって、仕事をするうえでめちゃくちゃ重要ですよね。
最近、丁寧さと速さを兼ね備えると最強やん。と思うことがよくあります。
丁寧さはただ丁寧という形だけでは不十分で、確実さも含まれていて初めて丁寧だと私は思っています。
池田ピアノ運送さんは、これまでピアノ運送業界ではあまり重要視されていなかった
言葉遣いや清潔感、気遣いやそのピアノに対する家族の気持ちや思い出を大切にすることで、
他社と差別化を図ったということでした。
その気持ちの込もった仕事ぶりが、企業の業績にも影響を与えています。
他社との差別化という観点の勉強にもなったし、
何より丁寧で早い仕事には準備がめちゃくちゃ重要ってことがわかりました。
ピアノは一般家庭によく置かれるアップライトピアノで200〜300kgもあるそうで、
それを2人の作業員で運び入れるとのこと。
どのルートでどこが危険箇所でどこで休憩するのか、運ぶ前に全て決めます。
大事なピアノに傷がつかないように、また家にも傷がつかないように、そしてお客様を安心させるために
しっかりとふとんなどで養生(建物や商品の保護)をしていきます。
事故が大怪我や命にも関わることがあり、ミスは許されません。
そして、運び入れる先が汚れていれば清掃もして、最高の状態で仕事を完了させるということでした。
丁寧で速いを実践するためには、毎回きちんと意識して、向上心を持って取り組まないとそうならないと思います。
それを現場全員が徹底できるのは、すごいことだと思います。
(実際に使ってみたわけではないので、実際のところはわかりませんが…。笑)
丁寧(確実)かつそれを速く実践できるのは、日々の鍛錬の結果であり、まさしくプロフェッショナルだなと思いました。
今自分が関わっている仕事でも、自分が達成したい目標でも、丁寧さ、確実さ、速さが必要なので、
自分も取り組むこと一つひとつに意識を高めて、日々トレーニングだと思って取り組もうと思います。
今回もまた勉強になりました!