今まで、休養というものに本気で向き合ったことがなかった私にとっては、目からウロコの一冊でした。
これまで休養というと、ゆっくりする、安静にする、寝るなどのイメージでしたが、この本では休養を3つの分野に分け、さらにそれを7つのタイプに分けるという考え方で、
休養というものを深く理解し、効果的な休養の取り方を発見できる本でした。
タイプ分けや、どのようにすればいいのかの具体例は実際に本を聴いて(読んで)もらった方がいいと思いますが、
主なタイプ分けは以下の通りです。
●休息タイプ…睡眠、休憩、安静、仮眠など心身をリラックスさせる
●運動タイプ…アクティブレストと呼ばれ、体操やヨガなどの軽微な運動によって血行を良くする
●栄養タイプ…ファスティングやプチ断食などで消化器官を休ませる
●親交タイプ…人、ペット、自然などと関わることで得られる心理的休養
●娯楽タイプ…カラオケや映画鑑賞など、自分の好きなことを思い切り楽しむ
●造形・想像タイプ…DIY、お菓子作りなど何かを作ったり、何かを想像して嫌なことを忘れる
●転換タイプ…旅行や部屋の模様替えなど、自分を取り巻く外部環境を変化させる
私の休養のパターンは、体が疲れている時は休息タイプでゆっくりしていて、それ以外には
親交タイプで自分の大切な人たちと過ごしたり、ペットをムギュムギュしたり世話をすることや、
娯楽タイプで自分の趣味に没頭したりすることで休養していることが多いです。
あと、造形・想像タイプの造形で、DIY的な作業をしている時にインパクトドライバーをブイーンってしている時は特にスッキリします!笑
人によって合う休養の取り方は違うと思うので、自分が普段やっていて効果的な休養を振り返ってみましょう。
以前のブログ記事でも紹介した「自己洞察力」で、まず自分が疲れているかどうか、自分の状態を把握できることが重要で、
その次に、自分がどうすれば元気になれるのか、その方法を知っていることもとても重要だと感じています。
疲れないようにすることも大切ですが、どうしても疲れたり、ストレスが溜まったりすることもあると思うので、
その状態が続かないようにするために、自分で積極的に休養を活用していきましょう!
先程の休養のタイプは、組み合わせることでより効果を発揮するということでした。
他の本を聴いた(読んだ時)にも出てきたのでまたご紹介しますが、旅行にはいろんなタイプの休養が取り入れられていて、効果が高いようです。
とにかく、なんとなくダラッと休むのではなく、自分が今休養できているという実感を得ながら休養することで、心も体もリフレッシュしやすくなると思うので、
今、毎日疲れていて休めている実感がない、リフレッシュできている実感がないという人は、
今回のタイプ分けを含めて、休養を意識してみてください。
休養上手になって、毎日を楽しく充実させちゃいましょう!!!