【本の紹介】鬼時短:電通で「残業60%減、成果はアップ」を実現した8鉄則

Audibleで「鬼時短:電通で「残業60%減、成果はアップ」を実現した8鉄則/小柳はじめ著」を聴きました。

電通という大企業が過酷な働き方をどのように見直し、改革していったかを知ることができ、

チームを変えていくにはどのような考え方、働きかけが重要かを知ることができました。

トップの人たちは、「現場で考えろ」という曖昧な指示ではなく、具体的に不要な業務をなくしていったり、

やり方を変えたりと、実際に行動に移していくことが本当の働き方改革につながるようです。

働き方改革って職場でよく聴くワードではありますが、

実際に働き方を改革しようと思うと、お金と権力が必要だなーといつも思います。

本の中で「働き方改革は働かせ方改革だ」という話も出てきますが、これ、本当に大切な考え方だと思います。

現場がいくらこれを変えたい!と思っていても、トップはその事をわかってくれないし、

わかってもそれをやる決断に至るまでにはあらゆる困難を乗り越えていかなくてはいけません。

だって、やらなくてもトップは痛くもかゆくもないし、変える方が大変ですもんね。

その立場が危うくなる何かが起こらない限り、それを変えなければ!とはなりません。

そしてそういう「やばい!!」みたいなことがあまり起こらないから危機感が薄れて、

ますます改革が起こしづらい環境になってしまうんですよね。

だから、何かを変えるためには、「必然性」ってめっちゃ大事だなと思いました。

コロナが流行した時、今までなら「絶対こうでなくてはいけない」「絶対変えてはいけない」

ということが一瞬で変わっていきました。

それはとてつもない「必然性」があったからです。

これは、組織だけではなく人が変わることにも同じことが言えると思います。

自分が変わるためには、「強い動機」が必要です。

そうしなければいけない、そうするしかないという強い動機、覚悟があれば人は変われます。

そして、実際にそうやって追い込まれてからやったのでは時すでに遅し。

チャンスの女神は前髪しかないので、来てくれた時にその前髪をガシィッっと掴むためには

日頃から自分で強い動機を持って、覚悟を決めてやっていくことが大切です。

組織を変えるには権力もお金も必要だけど、自分を変えるのは自分の気持ちだけです。

そして、とにかく行動する。やる。ただひたすらやるのみ。

職場の働き方改革も、いろいろ考えすぎず、とにかくやってみたらいいんです!

もうみんな!とにかくどんどんやってみよう!

うまくいかなかったら、またちょっと違うやり方でやってみたらいいし、

やめてみてやばいことになったら、また始めたらいいんです!!

そうやって、フットワーク軽く改革しましょう!そう、略してフッ軽改革!!

最後の方がとても豪快な感じのまとめになりましたが、やっぱりDOが大事!

とにかく思いついたことをやってみよう!そしたら新しい景色が見えるはず!!

と思いましたとさ。

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