Audibleで「ポケット版「のび太」という生きかた/横山泰行著」を聴きました。
以前に一回本で読んだこともあって、久々に聴きたくなって再度聴いてみることにしました。
のび太というと、ドラえもんがいないと何もできない不器用でおっちょこちょいな心配な子ですよね。
映画の時には普段の2倍くらい長所が発揮されますが、アニメの時にはミスを連発するし、ずるい部分とかもめっちゃ見えたりするので、ダメダメな時が多いです。
そんなのび太の長所は、やっぱり優しいところですよね。
映画にもなっている「のび太の結婚前夜」でしずかちゃんが結婚式の前日の夜にパパの前で寂しさや不安さを口にすると、パパがしずかちゃんにこんな素敵な言葉をかけます。
「のび太くんを信じなさい。のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。彼なら、まちがいなく君を幸せにしてくれるとぼくは信じているよ。」
ドラえもん「のび太の結婚前夜」より
これを聴いた時は涙腺崩壊。このセリフの前にもしずかちゃんに対するパパの愛がひしひしと伝わってくるやりとりがあります。この映画は絶対に観てください。
私はこのセリフがとっても好きで、自分がこんな人間になれるように意識しています。
のび太を見ていると、失敗を恐れず果敢に挑戦し見事に失敗して、諦めずに人に頼りながらなんとか納得いくまでやり切る!みたいなところがあって、
腹が立つ時もありますが、なんだか気になっちゃうというか、応援したくなっちゃうというか、
不器用だから何もせず口ばっかりとかではなくて、不器用なりになりふり構わず突き進んでる感じが私は好きです。
私自身、器用な方ではなく、何かを本当に理解したりできるようになったりするには時間がかかるタイプです。
だから、のび太の諦めずに頑張る姿が胸にぐっと来て、自分も頑張ろう!ってなります。
この本の中には、のび太のいいところがびっしり詰まっています。
ぜひ一度聴いて(読んで)いただき、のび太に癒やされ、励まされてもらいたいです。
ドラえもんの映画も、勇気や元気がもらえたり、感動して心が癒やされたり、気楽に楽しめる作品がたくさんあります。
四次元ポケットのひみつ道具たちも、夢のあるものばかりでワクワクします。
普段のアニメでは意地悪なジャイアンやスネ夫も、映画の中では心の友としてのび太を大事にしたり、頼りにしたりしてくれます。
この本でのび太のいいところにたくさん触れたので、この気持ちを持って映画版ドラえもんを再度観尽くそうと思います♪
皆さんもぜひご覧になってみてくださいね♪