【本の紹介】「しやすい」の作り方

Audibleで「「しやすい」の作りかた/下地寛也著」を聴きました。

この本は私にとって「なるほど!」がたくさん詰まっている本でした。

区切ったり分けたりすることで片付いたり、仕事が効率化されたりと、いい事づくしでした!

私が特に「なるほど!!」と思ったのは講演会などの時のイスの置き方の工夫です。

前の方がガラガラに空いてしまうのが嫌だからと早く来た人から前の席に座るように指示したりすると、前に座りたくないと思って早く来た人が早く来て損した!となってしまうし、

何人来るかが明確にわからないからといって多めに机やイスを出すと余計お客さんが入っていないように見えたりして、なかなか運営側の思うようにならないですよね。

ホールとかでイスが動かせないところは仕方ないですが、自分たちでイスを出す場合には大体の講演会は横に5脚ずつくらい並べて、それを何ブロックかに分けていると思います。

それをうまく解決するのがイスを2脚並べてその横に通路を作り、申し込み数以上にはイスを並べないという並べ方です。

そうすると全ての席が端っこになり、座りやすくなる。

そして申し込み数より減ることはあってもほぼ増えることはないし、もし増えたとしても当日キャンセル分でまかなえるということでした。

そうすれば前の方が空いたり、空席が目立ってガラガラに見えるということはなくなります。

人の心理を理解した賢い「しやすい」の作りかただと思いませんか?

この方法以外にもいろんなアイデアがこの本には詰まっていたので、ぜひ一度聴いて(読んで)みてください。

本当に世の中にはいろんなことを考えて実践している人がいるなぁと、改めて感心しました。

これからもいろんなことを知る努力を続けていこうと思います。

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