【本の紹介】200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術

Audibleで「200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術/戸田大介著」を聴きました。

この本はストーリー仕立てで話が進み、その中で専門的な知識も得られます。

ビジネス書の中でも、私はこういうストーリー仕立てのものが好きみたいです。

この本も、大学教授と高橋くんとのやりとりで話が進んでいくのですが、

高橋くんの心の中でのツッコミとかに親近感を覚え、内容も簡単に頭に入ってくる感じがしました。

この本の中で紹介されていた継続に必要な習慣三原則、

①すごく目標を下げる

②動ける時に思い出す

③例外を設けない

この3つを意識して行動すれば、習慣化できるという話がとても納得できました。

①のすごく目標を下げるですが、筋トレをするということを目標にしたら、

毎日1時間くらいはしないといけないと思い込み、「毎日1時間」という目標を設定したとします。

そうすると、実際に筋トレしている方はわかると思いますが、今まで筋トレしていない人が毎日1時間筋トレって、かなり大変なんです。

1日目にやってみて、そのしんどさに気づいたら…そう、ご想像通りの結果になります。

だから、まず「5分」から始めようということです。

やる習慣がついてきたら、自然と時間や量が多くなります。

最初は無理せず、「もっとやりたい!」の気持ちを大事にしましょう!

②は、うっかり忘れていたということをなくす工夫です。

毎日スクワットをやると決めていても、次の日の朝に「あっ!昨日スクワットしてない!」と思い出すこととかありますよね。

あと、やろうと思ってもなんかやる気にならないとか、ダラダラしていたらそこから「よし!やるぞ!」ってなりにくいですよね。

そうならないように、何かの行動をきっかけに一緒にやる!という戦法です。

人はダラダラモードに入ると、なかなかそこから切り替えて何かに取り組むことが難しいというものらしいので、

そうじゃないときにやっちゃう!!

例えば、家に帰ったらお風呂に入るという人は、そのお風呂の前にスクワットをしてからお風呂に入る。

こう決めておけば、その行動を取る時に思い出して忘れず実行することができます。

また、ダラダラモードに入る前の行動中なので、取り組むハードルが低い状態で案外すんなりと取り組めるというわけです。

忘れちゃうって人は、スマホやスマートウォッチのリマインドやタイマーなどを使ってもいいかもしれません。

私は日頃、この時間からこれがあるというのを忘れそうになることがよくあります。

覚えていても、その前の用事に一生懸命になりすぎて、時間のことを忘れてしまっているということもあります。

だから、それを予防するためにスマートウォッチのタイマー機能を使って、何かに取り組む時には時間を決めてタイマーをかけ、

その時間が経って手首でブルブルしたらスマートウォッチの予定を確認するようにしています。

これ、めっちゃいいです。取り組むことに存分に集中できるし、用事を忘れることもない。

おすすめなので、ぜひやってみてください。

③はどんなに忙しかったり時間がなかったとしても、やらないという例外を作らないということです。

お風呂前にスクワット50回をノルマにしていたとしたら、10回でもいいので必ずスクワットをやる。

とにかく「やる」ということを続けることが大事ということでした。

これめっちゃわかります。1回例外としてやらない選択をしたら、その1回が引き金となって、またちょっと忙しくなった時に

前回もこうしたからといってやらず、それがどんどん多くなって結局やらなくなる。

本の中では恋愛の話を例に説明がありましたが、なるほどなーと思いました。

この本の内容はシンプルでわかりやすくて取り組みやすいので、実践に繋げやすいと思います。

そして、人が継続するために必要なことがぎゅっと凝縮されていて、これを心がけるだけで

取り組み方や質も変わるだろうなと感じました。

人の気持ちや行動っていろんな分析結果が出ていて、面白いですね。

自分の夢の実現に向けて、学んだことをしっかり取り組んでいこうと思います!

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