Audibleで「会話IQ 本当に頭がいい人の話し方/五百田達成著」を聴きました。
会話についてこれまであまり本気でノウハウを学んだことがありませんでしたが、会話IQというキーワードが気になり聴いてみることにしました。
この本の中で会話の基本的なルールとして出てきた大切な3つの力をまとめてみました。
| 3つのルールと力 | 【観察力】 相手をよく見る 話す時に相手の表情や反応をよく見る。 | 【傾聴力】 相手の話を最後まで聴く 相手の話を途中でさえぎらないで、最後までしっかり聞くことができる。 | 【説明力】 相手にわかりやすく話す ペース、感情、専門用語など、相手主体で考えて話す |
| 会話IQの高い人 | 常に自分よりも相手に意識を向けて、相手の表情や反応を見て、相手がどう感じているのか、何を考えているのかを考えながら話す。 | 途中で飽きたり、早く結論を知りたくなったりしても、ぐっと我慢して相手の話の腰を折らずに最後まで聞く。 リアクションしたり頷いたりして相手が話しやすいようにする。 | 結論とそこに至るまでの過程をバランスよく話したり、自分の気持ちを言葉にして伝えたり、誰にでもわかる優しい言葉を選んだりする。 |
| 会話IQの低い人 | 次に自分が話す内容のことばかり考えていて、相手の話を聴いていない。 自分の話にすり替える。 | 「いや、違うね」「それって結局さ」など、相手がまだ話し終わっていないのに、口を挟んでしまう。 | 自分のペースで、自分の思いついたまま自分の使っている言葉で話すので、聴く人はそれに振り回されたり、言葉の意味を理解ができずに内容が伝わらい。 |
会話とは「相手ありき」で、「相手のことをしっかりと考える」ことが基本だそうです。
また、昔から言われていますが、会話はやはりキャッチボールで、
「相手がほしいと思っているところにボールを投げる」
「相手が投げてきたボールをしっかりと受け止める」
ということでした。
これは生活の中でも実感します。
仕事もコミュニケーションも、スムーズにできる人はこの会話IQ、会話のキャッチボールができている人です。
自分が受け止めるべきボールをエラーせずしっかりと受け止め、狙った場所に確実に投げ込む。
さらにレベルの高い人は、誰かがキャッチし損ねたり、トンネルして逃したボールを取り、投げるべき場所に投げたり、
仲間がキャッチし損ねても拾える位置に回り込んでおいて、さり気なくフォローしたりするんだと思います。
これはMVPですよね。普通。かっこよすぎでしょ。
でも、仕事ではそれはあまり気づかれていなくて、全然動かずにたまたまそこにボールが飛んできたのを一歩も動かずたまたまキャッチした人がMVPになったりしているからおもろいです。笑
こうやって、会話だけではなくこのIQはいろんなところに繋がっていると思います。
相手主体での会話をするためには、自分の中に箱があって、その1割を自分、9割を相手にしておくといいとのことでしたが、
自分勝手な人が多い環境では危ないから1:1くらいにしときましょう!笑
自分が「この人とは良好な関係を築きたい」「しっかりと意思疎通をして高め合いたい」と思うのであれば、丁寧な会話のコミュニケーションを重ねた時間で良好な関係性を構築できるということだったので、
楽しく素敵なキャッチボールをしていきましょー!


