【本の紹介】具体と抽象

Audibleで「具体と抽象/細谷功著」を聴きました。

この本は一体なんの本なのかよくわからないまま、タイトルを聴いたことがあったので興味が湧いてちょっと聴いてみることにしました。

私には難しくてちゃんとは理解できていませんが、具体と抽象の違いや、抽象化できることが人間の思考の特徴で、それが大切だということはわかりました。

     具体抽象
・目で見える
・1つずつ個別に考える
・解釈の自由度が低い
・応用しづらい
・目で見えない
・おおまかにまとめて考える
・解釈の自由度が高い
・応用しやすい

誰かと話をする時に、お互いの具体度や抽象度のレベルが違うと、話が噛み合わないという現象が起こります。

物事を具体的に見ているか抽象的に見ているかで物事の見え方が変わり、感じ方や考え方、アイデアも変わってくるということでした。

アイデアを考える時には、今あるものを改善していくためには具体性を高めて議論することが有効であり、斬新な製品や革新的なシステムを作り上げるには抽象性を高めて議論をする必要があるということでした。

なんか、面白いですよね。具体と抽象の世界。

仕事を「こんな感じで」と依頼されて嫌な気持ちになる人は具体性のレベルが高い人。こういう人は「例えば」で依頼した仕事をそのままの形でやったりすることが多いようです。

逆に「こんな感じで」と依頼されて「自由にやっていいの?よーし!」となる人は抽象性のレベルが高く、具体と抽象の間を行ったり来たりする自由度の高い人だそうです。

人に仕事を依頼する時には、相手が自由度の高い方がいいのか、低い方がいいのか、その相手の適性を見極めることも大事になってきそうですね。

もちろん自分もどっちが向いているかを知っていることが大事だと思います。

私はどっちかというと自由にやらせてほしいなーと考えるタイプなので、抽象性のタイプなのかな?

抽象も具体もどっちも使いこなせて、その世界を行ったり来たりできることが大事だそうですが、私はどっちかというと抽象の世界にどっぷりという感じです。

具体があまりないから、積み重ねもあまりなく、人に何かを説明する時も「大体こんな感じ」とか、「こうだったと思う」みたいな感じでしか説明ができません。

具体が強い人は一つ一つを全て説明できるので、私は具体性が弱いです。

何かをブラッシュアップしたり、積み上げて良くしていくためには「具体」が大事になると思うので、今具体を大事にしつつありますが、これからもしっかり具体について向き合っていきたいと思います。

この本、難しいけど面白かったです。

抽象的にしか説明できてないかもしれないので、ぜひ聴いて(読んで)みてください!

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