Audibleで「超習慣術/メンタリストDaigo著」を聴きました。
以前からメンタリストDaigoさんのことは好きで、あの知性と自分を貫いている筋の通った感じがかっこいいと思っていました。
Daigoさんがいくつかの本を出されていて、今の自分が興味のある習慣術についての本を聴いてみることにしました。
この本には、いろんな研究論文の内容がぎゅっと詰まっています。
本当にDaigoさんは勉強家ですね。ご自身が習慣術によって毎日論文を読む時間を確保されているからこその知識量でした。
実際に生活している中で習慣化を確立するまでのプロセスや、習慣化を妨げる要因への対処など、
習慣化に関する様々な知識がモッリモリでした!!
習慣化に興味がある人はぜひご一読ならぬご一聴ください。
この本の中で、特に面白いと感じたものを上げるなら2つ。
1つ目は「やめたいと思うことをあえてやる」ということです。
やめたいと思ってやめられないことや、無意識にやっていることはあえてやることで意識することができるようになり、
それをあえて習慣として生活に組み込むことで、「やるべきこと」になると逆にやりたくないと思うようになるということもあるということでした。
逆説的な考え方で「なるほど!面白いな。」と思いました。
2つ目は「if-thenプラン」です。
これはこの習慣の内容自体はいろんな本の中でも言われていましたが、名前は初めて聴きました。
「〜したら、・・・する。」のように、何かをきっかけに何かをするということです。
朝起きたら水を飲む。
水を飲んだら顔を洗う。
顔を洗ったら洗濯機を回す。
こうやって何かの行動と次の行動を関連付けてしまえば習慣化しやすいということです。
それを応用して、悪い習慣を直すためにはこのつながりを認識し、その行動を気をつけることで直せるということでした。
夜寝る前にスマホをいじって眠れなくなってしまう人は、スマホを枕元で充電するために充電器を差し込むことをきっかけにスマホを見て、そのまま操作を続けてしまうようなことがあると思います。
そのつながりに気づけば、スマホを充電する場所を変えることで、寝る前にスマホをいじることがなくなります。
if-thenプランを応用することで悪い習慣を直せるということは、新しい発見でした。
やっぱり習慣化はおもしろい。奥が深いですね。
Daigoさんはいろんなジャンルで本を出されていたので、また聴いてみようと思います!