Audibleで「ムダに悩まない理想の自分になれる 超客観力/メンタリストDaiGo著」を聴きました。
この本を聴くまで、「客観力」という言葉はおそらく聴いたことがなかったのですが、客観力ってめちゃくちゃ重要やないかーい!!!ってなりました。
客観力とは、自分自身を客観的に見る力のことで、自分の立場や感情、考え方にとらわれず、物事を公平に判断する力のことです。
大体の人は、自分をちゃんととらえることができておらず、人と比べると自分は「できる・いけてる方だ」と思っているようです。なんか私達って可愛いですよね。笑
ちょっと前から自己肯定感が低いことが問題だと言われていて、社会全体が人を褒めて伸ばす方向にシフトしていましたが、自己肯定感が低いことが問題じゃないですね、きっとこれは。
自分が思っている自分より、実際は自分に実力がなかったり自分がいけてないという事実を目の当たりにした時にショックを受けて落ち込んだりスネたりしているだけなんじゃない?と思いました。
客観力が身についておらず、自分をきちんと理解できてないだけやないかーい!!!
ということで、客観力がひじょーーーーーに重要だということが最初にわかりました。
客観力とはいかに自分をきちんと理解するかということですね。
そのためのトレーニングや確認方法がこの本の中にはこれでもかっ!!というほど詰まっているので、興味のある方はぜひ聴いて(読んで)みてください。
この本の中で気になった言葉は①知的謙遜②反芻思考です。
①知的謙遜
自分の知識や理解が不完全であることを自覚し、新しい情報や意見を受け入れ、学び続ける姿勢のことで、Google社もこの能力を重要視しているということでした。
②反芻思考
客観力の最大の敵。ネガティブな出来事や自己批判、過去の失敗などを繰り返し思い返してしまう思考パターンのことで、「なぜ?」だと落ち込んでしまったりうつ病の原因になってしまうので、「なに?」という視点で考えることが重要だそうです。
特に知的謙遜という言葉は初めて聴きましたが、自分も大事だと思っていることで、やっぱりそうか!と思うことができた言葉でした。
自分のことは、自分よりも他人の方が客観的に的確に捉えられているということで、自分が思っている自分は、自分とはちょっと違う人物の可能性が高いです。
そうなると自己実現も他者貢献も、自分が思っているようには進んでいかない可能性が高いので、
やはり自分をきちんと理解するための客観力は必要不可欠だと思いました。
本当に内容の濃い一冊ですので、ぜひ聴いて(読んで)みてください。