Audibleで「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか/針貝有佳著」を聴きました。
デンマークと日本の働き方や時間の使い方、考え方の違いについて、現在デンマーク在住の
針貝さんが自分の実証実験ということでこの本を書いたということでした。
デンマークは世界の中でも福利厚生が充実していて、税金はめちゃくちゃ高いですが、その分医療や福祉、教育が無料で、
安心して生活を送れるようになっています。
働き方はというと、コスパよく働いて、15時頃には終わる準備を始めて16時には帰る。
管理職もそんな感じだそうです。
デンマークの人は「プライベートの充実が最優先で、それがあるからこそ仕事が頑張れる」という考え方で
家で家族と過ごす時間を大切にしていて、男女協力して育児も家事も行う。
パートナー同士、お互いに働くことに対するリスペクトを持ち、家事や子育てを協力するという
考え方のもと、それぞれの生き方が尊重される文化のようです。
日本のように終身雇用ではなく、必要に応じてどんどん転職をしていき、
好条件のところに移動したり、自分の生活を優先できる職場で働くということでした。
日本とは働き方も生活も結構違いますね。
デンマークは変化に対して柔軟なようで、デジタル化されるとなると、一気に変わって
古いやり方を残さない形で進んでいくので、社会全体が変わっていくそうです。
日本は新しいことを取り入れる時にもできない人とか反対する人にも配慮して、
どっちもやるってことになるから結局あんまり変わっていきませんよね。
国によって全然違うんですね。これは日本国内の職場にも同じことが起こってそうですね。笑
あと、日本は組織で何回も資料を確認したりしますが、デンマークは仕事はその人を信じて任せる
という考え方で、他の人が口出しをすることはタブーで、個人に任せられているようです。
それはデンマークの労働人口が少ないため、無駄な仕事を減らして効率よく働くという考え方からとのこと。
そういう働き方のデンマークが国際競争力で世界で上位に君臨するのですから、必死に印鑑集めている日本は一体何に力を注いでいるのか。笑
とにかく、デンマークの人はプライベートが一番。
その考え方が素敵すぎます。
日本もだいぶその考え方が進んできていますが、仕事をしない(他の人にふる)形で自分のプライベートを優先したり、
仕事中に手を抜いて楽をしたりという、ちょっと違う形のプライベート優先型の人が多い感じがして、
デンマークのようなプロ意識の高い(というイメージですが笑)プライベート優先ではない気がしています。
私は自分の仕事に信念を持って取り組んだうえで、コスパよく働いて、自分のプライベートをさらに充実させます!!
かっこよく、気持ちよく働いて、より充実させちゃいまーす!!