Audibleで「コスパの経済学/浅見陽輔 著」を聴きました。
この本は初めて、著者がナレーターで本を読んでいて、「こんなパターンもあるんだ!」
という発見と、著者の意気込みを感じました!
そして、経済学って難しそうだという印象がありましたが、経済学って面白い!!
本の中で「限界効用逓減の法則」「情報の非対称性」「比較優位の原則」と
難しそうな専門用語が出てきますが、わかりやすく説明してくださっているので大丈夫!
そして、著者の浅見さんが本の中でも言われていますが、
経済学の考え方を日常生活に生かすことでより最適化が目指せそうです!
私がまず「なるほど!」となったのは、限界効用逓減の法則の例で出てきた
ビールは135mlを買え!という話です。
ビールを飲まない人はわからないかもしれませんが、ビールの缶は大きく分けると
135mL、350mL、500mLで売られています。
容量は大きい方が1mLあたりの価格的にはお買い得です。
しかし、それが本当にお買い得か?という話です。
単価は高めの135mL缶ですが、ビールをそんなにガブガブ飲まなくても満足できる人、
一口目が最高に美味しくて、その一口目が飲めればそれで満足!という人は
1mLあたりの価格的にお買い得であっても、350mLや500mLを買うことが
お買い得にはならないということ。
限界効用逓減の法則というのは、ビールは一口目が最高に美味しくて、その後は
特に大きな変化はないという状況のように、一定のところを超えると
幸福度があまり変わらないということです。
自分が幸せを感じられる量やものを適切に判断し、必要な分だけ購入する。
これが本当の意味でのお買い得だということを改めて理解することができました。
私は今後、ビールの缶を買う時は135mLを買います!!!!!
自分の生活の中でも、なんとなくお買い得ということでそうしているというものもあると思うので、
これを機にいろいろ見直してみようと思います!楽しみー!!!
この本には法則を応用した生活の中での活用術も紹介されています。
是非一度読んでみてください。