みなさんはFIRE(ファイアー)を知っていますか?
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、
「経済的自立と早期リタイア」という意味です。
アメリカ発祥のライフスタイルで、資金運用などの収益を得ながら経済的に自立することで
会社を早期退職して自由に生きる生き方のことです。
この生き方、私の憧れであり、目標です。
以前の本の紹介のときにもセミリタイアという言葉が出てきましたが、セミリタイアもFIREの一種です。
今回はそのFIREの種類について、改めて確認したので共有します。
【Fat FIRE(ファットファイアー)】
Fatは「豊かな」という意味で、もともとの財産が多く、資金運用の収入だけで贅沢な暮らしができる状態のことです。
実現のために多大な資金が必要で、もともとお金持ちの人じゃないと実現が難しいと思います。
実現の難易度は一番高く、誰もが到達できるというものではないのが現実です。
【Lean FIRE(リーンファイアー)】
Leanは「無駄のない」という意味で、Fat FIREと同様に資産運用の収入のみで生活をする状態のこと
ですが、Fat FIREと違うのは贅沢をせずに倹約しながら暮らすということです。
物価の安い地域で暮らしたり、お金を使わない生活を楽しめる人に向いています。
生活費が低くなるということでFat FIREよりは実現しやすいですが、労働しないので
資産運用の収入のみの収入で生活となると、元手となる資産はけっこう必要です。
【SIDE FIRE(サイドファイアー)】
資産運用の収入と労働収入の2つの収入源を持ちながら生活をする状態のことです。
資産運用の収入では足りない分を、会社には所属せずに(フルタイムでは働かずに)
フリーランスや個人事業で必要な分働き、必要な生活費を得ていくスタイルです。
資産運用のための資産が少なくて済むこと、経済的にLean FIREより自由度が高いことなど、
現実的で実現可能なFIREです。
【Barista FIRE(バリスタファイアー)】
Side FIREと同様、働きながら不足分を補うスタイルですが、こちらは会社に所属して
収入を得るタイプのFIREです。
ただ、週5日フルで働くわけではなく、パートタイムやアルバイトなど労働時間を調節できる働き方で、
労働収入を得ながら自由な時間も確保するというスタイルです。
また、会社に所属するということで、社会保険に加入することができる点もメリットです。
名前の由来は、アメリカのスターバックスコーヒーが社会保険のつくパートタイム労働先の代表と
言われているようで、そこからこのような働き方をBarista FIREと呼ぶようになったそうです。
なんかめっちゃおしゃれなネーミングですね!
【Coast FIRE(コーストファイアー)】
Coastとは「楽に進む」という意味で、リタイア後(老後)に必要なお金を計算し、
老後に必要な資金のために貯蓄や資産形成をしなくて済むようになった状態のことです。
生活費のための労働を続ける必要はありますが、労働収入はすべて生活費や教育費、娯楽費など
今の生活に充てることができます。
上手に長期投資をすることで複利の力で資産が増えていくので、将来のことも見据えながら
目の前の日々も楽しむことができるということで注目されています。
ただ、生活費のための労働が必要となるため、RE(リタイアアーリー)にはあたらない
ということで、FIREではないと言われることもあるようです。
様々な労働、生活のスタイルがありますよね。
今私が目指しているのはSIDE FIREです。今後変わっていく可能性もありますが。
自分の時間を自分の思うように使って、全力で働いて全力で遊んで、人生を思う存分満喫したい!
今も十分幸せですが、さらなるワクワクとドキドキの毎日に向かって
好奇心全開で突き進みたいと思います!!いやー!!めっちゃ楽しみー!!!!