【本の紹介】ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール/川口 幸子 著

Audibleで「ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール/川口 幸子 著」を聴きました。

私がお金の勉強で活用しているYoutube、リベラルアーツ大学(リベ大)の両学長がよく

ユダヤ人の話をされていたので、この本を聴いてみることにしました。

本の中では、ユダヤ人がどうやってお金の知識を身につけているのか、お金を扱っているのか、

小さい頃からの家庭での教育やユダヤ人のお金に対する価値観などを、様々な事例をもとに

解説してくださっており、聴いていると自分の中に引き出しが増えていく感覚になりました。

聴いている中で1つ、おや?と思うこともありました。

第7章お金を守るためのルールの「ルール31自分に適した保険に入る」のところで、

リスクに備えるために保険に入るというものでした。

その中で認知症に備える保険や介護保険、がん保険、先進医療特約などに入らなければやばい!と

思わせるような表現がありました。

保険は「確率小、損失大」なものに入るというのが鉄則です。

多くの確率で起こること(介護など)には保険ではなく、貯金で備えます。

がん保険など、特定の病気に対する保険もありますが、日本の公的医療保険は最強です。

月に100万の医療費がかかったとしても、自己負担は月に10万程度におさまります。

なので、民間の医療保険への加入はほぼ不要です。保険の詳細は保険のページを再度ご確認ください。

あと、これは気をつけてほしいという項目が、第7章お金を守るためのルールの「ルール33お金の相談相手を作る」のところで、

資産運用のためにアドバイザーを探す必要があるみたいな話がありました。

基本的には自分で学び、自分で考え、自分で管理する方法が一番いいです。

自分でFP3級の勉強をして、必要な知識を自分で身につけましょう!

無料のFPへの相談や家計管理などのセミナー、アドバイザーとの面談などは残念ながら

不要なボッタクリ保険を契約させられる入口になることが多く、お金を奪われるリスクが高まります。

自分のお金を自分で守る、自分で管理し、必要なことに使っていくことを大切にしていきましょう!

上記のように、本の中には注意してほしい点はいくつかあったものの、

ユダヤ人のお金に対する考え方や教育はとても参考になることばかりです。

知っておくと実生活で生かせる知識もたくさんあるので、ぜひ聴いて(読んで)みてください。

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