【本の紹介】後悔しない超選択術

Audibleで「後悔しない超選択術/メンタリストDaiGo著」を聴きました。

人生は選択の連続で、私たちは1日に3万5000回以上も選択をしているそうです。

ものすごい数ですね。

毎回しっかり正しい選択しようとしても、3万回以上もあったら毎回は難しそう。

そもそも、私たちは未来がわからない以上、「正しい選択」をすることは不可能で、できるのは「後悔しない選択だ」ということでこの本はスタートしました。

なるほど。最初から納得してしまいました。

私たちの選択に関する間違った認識と対策は以下のとおりです。

【選択に関する間違った認識と対策】
①正しい選択がある
→正しい選択ではなく、後悔しない選択を目指す
②今ある成功は、自分の過去の選択でできている
→「いい結果=いい選択の結果」は思い込み。過去のやり方は常に見直す
③選択肢は多ければ多いほど可能性は広がる
→多すぎる選択肢は判断を鈍らせることがあると理解する

これを聴いた時に、自分は選択に関して間違っている認識を持って行動をしていたなと気づきました。

これが自分に正しい選択だと思った時ほど、一呼吸おいて考えた方がいいとのことでした。

意思決定のスタイルはいくつかに分類されますが、その中で感情に左右されない「合理的スタイル」が理想で、その合理的スタイルに近づくための5つの習慣は以下のとおりです。

【合理的スタイルに近づくための5つの習慣】
①自分のした選択について振り返り、評価する
自分のした選択がどうだったか、満足しているか、後悔しているかなどを評価していく。これらの項目を記入したリストを作り、点数化したり、マルバツなどで評価したりする。
②楽をしない
「誰かがいいと言っていたから」「テレビで評判だから」など、根拠のない感覚を頼りにせず、常に「自分は何かに頼って楽をしようとしていないか」と問いかけるようにする。
③長期的に考えてみる
イライラした時に人を殴ってしまいそうになった時に、5年後に自分がその行動によって幸せになっているかを問いかける。意思決定の前に、1年後や10年後など、長期的な目線で自分や自分の周りを取り巻く状況について考える癖をつける。
④選択時の自信過剰・楽観的傾向を意識して小さなテストを行う
大きなトラブル等がない時には自信過剰や楽観的思考に陥り、自分は正しい選択ができると思いがち。それが大きなしくじりに繋がる。アンケートを取ったり知人に意見を聴くなど、客観的な意見を大事にする。
⑤過去の経験、失敗から学ぶ
失敗ノートを作る。自分以外の人でも、気になった失敗をノートに書き留めて注意する。成功の要因は様々あり人それぞれだが、失敗の要因は大体同じ。自分がしてしまいそうな失敗を知り、注意する。

選択って、思ったよりも奥が深かったです。

何気なくやっている選択も多いと思いますが、自分なりに一生懸命考えたからこそこの結果になったのだと思っていても、それはそうなるものであり、選択の結果ではないということですね。笑

最近私は時間があれば「宇宙兄弟」というアニメを観ています。

これがまた面白い!!宇宙飛行士を選ぶための選考試験の内容は、宇宙飛行士がどんな状況でも冷静に判断出来るかどうかを見たり、仲間と協力する方法を見たりするものですが、

そのアニメの中で、天文学者のシャロンというキャラクターが主人公に

「迷った時はね、どっちが正しいかじゃなくて、どっちが楽しいかで選びなさい。」

という言葉をかけるシーンがあります。

シャローン!

私の教訓になりました。

このメンタリストDaiGoさんの言われている選択もそういうことですね。

自分の人生がより豊かに楽しくなる方を選べと、そういうことですね。

この本の中にトレーニング法も書いてあるので、気になる人はぜひ聴いて(読んで)みてください。

タイトルとURLをコピーしました