Audibleで「仕事のできる人がやっている減らす習慣/中村一也著」を聴きました。
仕事を早く終わらせて、余裕を生み出したい。そのために仕事を速くできるようになりたい!
それはちょっと違っていたということに気づかせてくれたのがこの本です。
仕事を速くできるようになると何が起こるかというと、「次の仕事を任される」のです。
だから、仕事を速くしても、自分の自由な時間ができ、余裕が生まれるわけではないということを改めて認識しました。
この本の中で出てきた方法で、自分がすぐに取り入れてみたいと思ったのは
①新しい仕事を追加でお願いされた時に、自分も頼み返す
②ボールを速く手放す
この2つです。
①は上司から自分に何かお願いをされた時に、「引き受けたいのですが、今やっているこの仕事が期限内に終わらない可能性があるので、期限を延長してもらえますか?」というお願いをするチャンスでもあるという話でした。
そうお願いをすると、A期限を延長してくれる、B新しい仕事を私に頼むことを諦める、C期限延長も認めず、新しい仕事を引き受けるよう説得してくるという大体3つの選択肢の中から上司がどれかを選んで行動してくるはずです。
ABならラッキー、Cなら更に別の交渉をするチャンス!というわけです。
おもしろい発想だなと思いました!!!
自己犠牲は必要なく、むしろ仕事をお願いされた時をチャンスと捉えて、自分も駆け引きしてみたいなと思いました。
②は自分のやるべき仕事を速やかにこなして、すぐ次の相手に送ってその戻って来るまでの時間を長くするという方法です。
自分のターンに時間をかけず、そこを速く終わらせて相手にボールを投げ返すということです。
仕事は自分だけで完結するものばかりではなく、何回か誰かとやり取りをして完結させるものが多いと思います。
その時に、自分のところに順番が回ってきたらすぐやってすぐ次に仕事を回すことで次の返ってくるまでの時間を自由に使えるようにするという考え方でした。
悩んだりわからずその仕事に手をつけずにいると、自分がボールを持っている時間が長くなりその間は自分の自由な時間がなくなるので、早めに取り掛かって早く手放して、その手放せている時間を自由に使うという発想が面白いと感じました。
爆弾リレーみたいに、持った瞬間手放してどんどん回していこうと思います!
この方法以外にもいろんな方法や考え方が書いてあったので、興味のある人は聴いて(読んで)みてください。