Audibleで「脳も体も冴えわたる 1分仮眠法/坪田聡著」を聴きました。
この本を通して、今まで以上に睡眠に対する興味関心が高まりました。
睡眠というのは、健康はもちろん、日中のパフォーマンスを高めるうえでめちゃくちゃ重要です。
この本を聴いていてびっくりしたのは、昼食後に眠気がくるのはご飯を食べたからではないということです。
ご飯を食べなくても、14〜16時に眠くなるのが、人としての普通のパターンのようで、
夜中の2〜4時、昼の14〜16時が眠気のピークになるタイミングだということで、
「そりゃどれだけ気合い入れても眠くなるわけだ!」と、ちょっと安心しました。
そして、その対策として仮眠がすすめられています。
もともと20分くらいのパワーナップがいいというのを知っていて、ピークに合わせて仮眠をすると効果的だそうです。
今回の本では20分仮眠のパワーナップを取り入れることをおすすめしていますが、それをするためのスモールステップとして1分仮眠が紹介されていて、
職場で仮眠を取ることが難しい場合や、なかなかすぐに仮眠を取り入れることができない時にやってみると確実に効果が得られるということでした。
なにか作業をしていると、目が疲れたり考えすぎて頭がボーッとしたり、眠くなったり集中できなかったりすることがあります。
目から入ってくる情報は膨大なので、目や脳がそれだけで疲れてしまうそうです。
1分仮眠法はそうなった時、またそしてそうなる前にこまめに1分間目をつぶって休憩すると、頭がメンテナンスされてスッキリするということでした。
人は寝溜めはできませんが、数時間後にくる眠気を先取りすることが可能みたいで、そのために仮眠をうまく使うと眠くならずに集中力を持続できるということでした。
眠気が来そうになったら1分仮眠を取る。
それを1日に何度も繰り返すのがいいということでした。
眠気が取れない場合は、20分の仮眠と組み合わせて、頭をリフレッシュさせていく必要があります。
しかし仮眠が30分以上になると、睡眠慣性という現象が起こり、起きた後に体がだるく、頭も働かない状態になっていまうので要注意!
これまで睡眠や仮眠について、真剣に考えて来たことはなかったのですが、
こうやって普段当たり前のようにしていることに、自分の健康や人生の大事なことが詰まっていたりするので、
知ったり気づいたりすることがいかに大切かを実感しますね。
この本はその大切なことに気づかせてくれた1冊でした。